(有)隈部建設は創業して33年、地元密着でお住まいのベストパートナーを目指します。


TEL(0944)55-0337

〒836-0866 福岡県大牟田市上官町3-150(三池工業高校前)

木心地のいい家
当社の家にはキャチフレーズとして「木心地のいい家」という呼称を使用しております。
着やすい洋服のような快適な家を、また、お住まいになりながら木を感じていただける家をご提供したいという想いから「着心地」を「木心地」と敢えて表記しております。

家ができるまで

家ができるまでには何段階か重要なポイントがあります。
以下は大まかな流れですので御参照までに。(細かな箇所は割愛してます。)

 
①地鎮祭
家を建てる土地が決定したら、神主さんをお呼びして地鎮祭をしていただきます。
酒・米・塩・昆布・するめ・野菜・果物・魚などお供えをして土地をお清めしていただます。

③上棟
上棟は御祝い事とされており、日が良い日(大安吉日)に行われることが多いです。
全行程の中で家が一番劇的に変わる記念日です。
何もなかった状態から1日で家の形が出来上がります!
大工さんもたくさん入って、クレーンで木材を吊って、大工さんが大活躍する1日です。
上棟後に検査機関による検査があります。
④現場作業
外部作業 内部作業
外部作業)屋根材・外壁材・サッシなど打合せしながら竣工まで作業を進めていきます。
内部作業)システムバスから始まって竣工まで決定事項がたくさんあります。色やデザインで悩むのも新築注文住宅ならではの楽しみです。色々考えていく度に我が家への愛着がどんどん増してきます。

⑤竣工・御引渡し
全工事が完了して、検査機関より検査を受けたら引渡です。新居での新しい生活に夢が膨らみます。

ここまで基礎から約4か月を目安に工事を進めています。
(当社はお客様と一緒に家づくりを進めていきますので、他社より1か月程度工期を長くいただいております。)
当社のこだわり
①プランニングへのこだわり
お客様と「どういった家に住みたくて、どのくらいの予算で考えていらっしゃるのか」打合せをし、プランニング図面を基に間取り打ち合わせをさせていただきます。
「間取り打合せ」がお客様とのファーストコンタクトでもありますし、御客様が一番時間をかけて納得いくまで我々と一緒に考えていただく重要な時期だと考えています。
決まったプランから選択するケースもいいとは思いますが、私たちはイチからお客様と一緒に間取りを作り上げていく方を優先します。その打合せの中で、御客様の嗜好や考え方など理解これから家造りを通しておつきあいさせていただき「絆」を形成していくで最も大事な時間だと考えています。

②木へのこだわり
 「木材」に関しては、一般の御客様にはわかりにくいところは専門知識が必要で、なおかつ、化粧材で見えなくなってしまう箇所です。私たちは見える箇所は当然、見えなくなる箇所にも気を遣います。
木にはグリーン材(生木)とKD材(乾燥材)がありまして、生木と乾燥材は水分含有率が違います。つまり、生木は「水分を多く含む」、乾燥材は「水分は少ない」ということです。木は水分が抜けて乾燥する際に曲がったり歪みが出たりします、ということは、その木を使用したら後々水分が出てカビが出る、曲がると建具など様々な箇所に影響が出る、といった不具合が発生します。これはすぐにはエラーとして表面化しないので、一般の御客様にはわかりにくいところですが、大事なところなので私たちはこだわります。多少の金額負担をしていただいてでも御客様にはお勧めして説明納得していただいて使用していただいております。したがいまして、木材は全てKD材(乾燥材)しか使用しません。
 また、ある程度スパンがある梁には集成材を使用しますし、設計仕様以上の寸法の梁を使用します。
集成材は木の心材(中心部の曲がりにくい部分)を張りあわせて製作したもので、曲り歪みを防止するためにKD材同様に私たちは使用いたしております。

③断熱材へのこだわり
 断熱材は一昔前まではグラスウールを使用する業者ばかりでしたが、今は断熱材にもこだわる要素として認識されるようになっております。
 断熱材は字の通り、熱を遮断する材料です。断熱材は家が建った後に入れ替えることができないので、初めから入れておく必要があります。断熱方法としては大きく「内断熱」と「外断熱」があります。私たちは「内断熱」の方がメリットが高くデメリットが少ないと判断して「内断熱」を採用しており、具体的には「発砲ウレタン吹付工法」と「デコスドライ工法」を主にお勧めしております。「発砲ウレタン吹付工法」の場合は、「屋根(垂木の下端に吹付)+壁」・床「フェノールフォーム断熱材(旭化成ネオマフォーム)」を基本にしています。「デコスドライ工法」の場合は、「屋根(垂木の下端に吹付)+壁+床(大引の厚みを吹込)」を基本にしています。断熱材にこだわれば、御客様が住まわれてからの済み心地や光熱費に即反映してきますので、御客様から「お勧めの断熱材にして良かった」・「エアコンを使用する頻度が減って光熱費が下がった」などとよく嬉しいお話しをいただきます。
 また、窓サッシの場合はガラスは複層ガラス(ペアガラス:空気層をガラスとガラスの間に作ったガラス)を同時に使用することで断熱効果が上がります。サッシは外部アルミ・内部樹脂のハイブリッドタイプを使用し断熱及び結露予防にもつなげております。

④施工へのこだわり
 私たちは現場に入る大工は自社社員で、現場毎に責任者の大工を指名し、現場での総括をさせております。建築業者として、メインの工事施工はチャーターではなく自社社員で行わないと御客様に失礼ですし、現場優先主義者としての社長の想いがあります。全行程を自社で行うことは不可能ですが、大工工事だけは(大工をチャーターしてきて丸投げした方が楽なのはわかっているのですが)自社社員にこだわっていきます。
 メインの大工工事について、自社社員の大工が完了すまで担当施工しますので、お客様のご要望を最大限組み取って現場に反映させ、お客様と現場で打ち合わせしながら丁寧に施工します。例えば、「開口部をアールにして欲しい」「ニッチにリモコンをいれて欲しい」「TVを壁掛けにしたいから壁を補強して欲しい」「キッチン部分の天井を下げて間接照明にして欲しい」等のご要望が現場に来ていただいて全体を見ていただく中でご相談いただくことがあります。こういったご要望を言いやすい・相談しやすい、そして、お客様が現場に来やすい現場の雰囲気作り(現場の整理整頓、気持ちのいい大きな声での挨拶)も含めての施工をご提供しております。お客様が住まわれた後気持ちよく生活していただきたいので、お住まいになった後の御客様の目線に立って、手直しの少ない施工を常に心がけております。
 屋根鈑金工事について、最近地震や大雨等自然災が多く発生する中で、屋根材はガルバニウム鋼板葺きで平屋が多くなってきました。ガルバ鈑金は一枚もので葺くで継ぎ目が少なく緩い勾配でも雨漏りしにくくデザイン性も高く人気となっております。しかし、ほかの瓦等の屋根材と違い厚みがなく薄い為、断熱性だったり、遮音性だったりが気になるところであります。実際、パラパラ雨音が室内でも聞こえやすい現象は起こり得ますので、当社では屋根野地板合板と鈑金屋根材との間に厚み8㎜の緩衝材(ダイケンのエコヘルボード)を張りひと手間加えて対応しております。この効果としては音の緩和以外にも「屋根裏の温度上昇・低下の軽減」がありますので、当社がこの施工を行う理由でもあります。
 電気工事についても、コンセントの場所・箇所等図面ではわかりにくいところです。当社はお客様に実際に現場に来ていただいて一部屋づつ担当者と電気施工責任者と3者で確認していきます。主寝室のコンセントを通常より高い位置に設置して欲しい、USB対応のコンセントにして欲しい等最近よくご相談いただくことが多いです。施工者サイドからもこうした方がよくないですか?といったご提案もしながら、しっかり現場最優先でお打合せして後からここにもコンセント必要だったのに等が少なくなるように仕上げていきます。
 給水・給湯配管においてもヘッダー工法を採用しております。洗面室床下にヘッダーを設けて、そのヘッダーから各給水・給湯箇所へ架橋ポリエチレン管で繋ぎ無し1本で施工します。何がいいのかというと、水道管も漏れは大体が配管の継ぎ目より発生します。ということは、継ぎ目をなくせば漏れる可能性が低くなるということです。ヘッダーより1本で各箇所へ配管しますので、何か不具合が起きたときはヘッダーから先を1本づつ調査すれば原因がすぐに判明します。御客様目線で考えれば、これもこだわるべきところだと私たちはご説明ご納得いただいたおります。

⑤工事代金へのこだわり
 私たちは坪単価でいくらといった請負は致しておりません。
坪単価は概算の目安で申し上げはしますが、契約前には明細書付の詳しい見積書を提出しご説明納得していただいて契約させていただいております。せっかく私たちに頼んでいただいたのだから、いただいた単価で最大限のパフォーマンスをさせていただきたいのです。私たちが扱うものは「家」という高価なものなので、お客様より受けた期待には精一杯お応えしたいのです。
 私たちは、営業マンを置かず職人だけで会社運営しております。広告等もいれておりません。会社より出る経費は一切最小限に抑えて、少数精鋭で切り盛りし、全て御客様に還元したいと考えております。ですから、同じ単価であれば他社よりいい仕様で施工させていただいている自負があります。また、仕入れに関しても販売店でなくメーカーや1次問屋と取引きしてますので、安価で仕入れることが可能となっています。